歴史に残るレース
武豊騎手と言えば競馬ファンでない人も名前は聞いたことがあるでしょう。
この武騎手と並んで圧倒的な人気を集めていたのが田原成貴騎手です。
この騎手の特徴は天才的な手腕が思い浮かび、同時に人気薄の馬を上位入賞させることが出来る騎手でもありました。
フラワーパークはヤマノトップガンと並び、田原騎手の代表馬であります。
スプリントレースでGⅠレースになった記念すべき第一回高松宮記念では、当時人気のナリタブライアンと対戦し、レースを制することになるのです。
続く第30回スプリンターズステークスも勝利し、牝馬でありながら優勝を果たしたことで一躍有名になります。
特にこの第30回スプリンターズステークスは語り継がれるような名勝負となっています。
直線コースに入り、フラワーパークとエイシンワシントンは他の馬を離し軍を抜けます。
2頭でのマッチレースとなる展開は、並んでのゴールインとなります。
画面だけではどちらが先にゴールしたのか全く判断できないほどの接戦で、結果を待つファンの間はざわめき立ちます。
写真判定は12分間と言う長い時間が費やされ、結果わずか1cmの差でフラワーパークが栄冠を手に入れるのです。
これによりフラワーパークは見事GⅠ2勝、名スプリントとして名をはせることとなるのです。
惜しくも2着となったエイシンワシントンですが、この上位2頭は3着以下を5馬身も突き放してのレースを展開しました。
この圧倒的な強さを持つ2頭の激戦が第30回スプリンターズステークスであり、歴史に残るレースの一つとなったのです。
しかしながらやはりこの激戦を1cm差で制した田原成貴騎手は「天才」と呼ばれ、その実力と魅力を充分に見せつけたレースといえるでしょう。
